アスエステートのゆったり趣味ブログ③

2020年05月25日

第3回目のブログは、1回目と同じく本のお話です。

私が「一番好きな作家は誰ですか?」と聞かれたら迷わず答える名前が “伊藤計劃” 先生です。

34歳という若さですでに亡くなられていますが、現在も残した作品は色あせることなく、日本のSF小説に多大な影響を与え続けています。

残した作品は非常に少ないのですが、二つの長編小説と亡くなられた後発表された一つの作品を今日はご紹介させていただきます。

 

「虐殺器官」

「ハーモニー」

 

伊藤 計劃 先生が生前残した、完全オリジナルの長編小説はこの二つの作品のみです。

しかし、この二つの作品、はまる人はかなり深くはまると思います。世界観、造語、暗殺、ミリタリー、ナノマシン、国際背景、サイエンス、人間ドラマ、これらのワードに食指が動く方は是非一度読んでみて下さい。

 

「屍者の帝国」

 

これは、冒頭のみ 伊藤 計劃 先生が生前書いていたものを 円城 塔 先生が引き継ぎ完成させた作品です。

やはり大部分を円城先生が書いているので、上記2作品とは大分毛色の違う作品ですが、それでも伊藤先生が生み出した世界観は物語の中にずっと生きています。

上記2作品にはまった方は、是非読んでみて下さい。

 

以上私の一番好きな作家さんのお話でした。

 

それではまた何かしらを書いていきますのでよろしくお願いします。

 

株式会社アスエステート 田屋 光章

 

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虐殺器官

虐殺器官

ハーモニー

ハーモニー

屍者の帝国

屍者の帝国